尾道 母親と女性部会製作 授乳室や休憩所紹介
尾道市内の母親グループと市商店街連合会女性部会(木織雅子部会長、三十八店)は、市中心部の本通り商店街を訪れた育児中の親に、授乳やおむつ交換などのサービスを提供する施設を紹介するマップを作った。 マップはA5判。東西約一・六キロの商店街の地図に、ベビーカーの貸し出しや授乳室、トイレやミルク用のお湯など、気軽に無料で利用できる店や事務所など八カ所を紹介。千部を印刷し、四月一日から女性部会の店や公共施設など約四十カ所で配る。
母親グループは十九人でつくる「子育て情報局 おのみちしるべ」。昨秋から女性部会との交流を始め、マップ作りを計画し、女性部会員たちも使わなくなったベビーカーやベッドを用意するなど協力してきた。 グループ代表の高橋典子さん(36)は「親の声を商店街が受け入れてくれたのがうれしい。ゆっくり買い物ができそう」と喜ぶ。木織部会長は「デパートには授乳室や休憩所があるのに、商店街にはないと気付かされた。もっと協力店を増やしたい」と話している。(榎本直樹) (2008.3.28)
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