安佐南区の春日野/安芸区のみどり坂 団地入居で児童急増 広島市は、市内の大規模住宅団地二カ所で児童数の急増が見込まれるため、それぞれ小学校を新設する方針を決めた。安佐南区の春日野に山本第二小(仮称)、安芸区のみどり坂に瀬野第二小(仮称)を設ける。 いずれも団地への入居が本格化し、既存の小学校が市教委の学校分離基準である「児童数千二百人かつ三十一学級以上」を上回る見通しとなっているため。 山本第二小は山本小(九百三十人)から分離し、二〇一〇年四月の開校を予定している。市は安佐南区山本新町二丁目の約二ヘクタールを取得して準備を進める。 瀬野第二小は安芸区瀬野西一丁目の約二・四ヘクタールを敷地に予定し、瀬野小(七百二十一人)から分かれて一一年四月の開校を目指す。 市内の公立小学校新設は、〇七年四月に中筋小から分離して開校した東野小(安佐南区)以来となる。(石川昌義) (2008.2.14)
|