8月から東広島市 内面見つめる座禅も 東広島市は八月から、教育現場で悩みを抱える小中学校の教職員向けに連続講座「教師力養成・心を鍛える」を初めて開く。心の教育推進事業の一環で、元教諭らでつくる「東広島こころ塾」が委託を受けて実施する。 教職員が保護者の意見の多様化などで悩むケースが多い中、ノウハウの伝授でなく、人間や教師として心の持ち方を考えてもらおうと企画した。 講座は希望者約三十人を対象に八〜十一月の土曜に計五回、市内の公民館などで開く。元市教育長の山内吉治さん、元西条農高校長の池田克文さんらを招いて体験談を話してもらい、意見交換をする。自分の内面を見つめるための座禅もある。 市教委指導課は「迷っている教師に心を豊かにしてもらい、教育現場で生かしてほしい」としている。(治徳貴子) (2007.7.5)
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