周南市鹿野中2年生
周南市の鹿野中の二年生が十三日、近くの市鹿野母子健康センターで、命の大切さを学ぶ「赤ちゃんふれあい体験学習」をした。 訪れたのは、二学級のうち一組の二十一人。この日は育児相談があり、母親とやって来たゼロ―四歳の乳幼児約二十人とふれ合った。ぐずる赤ちゃんを抱きかかえたり、あやしたり…。緊張気味の生徒も次第に慣れ、腕の中で寝息をたてる赤ちゃんもいた。 妊娠九カ月の妊婦とも交流。「一番大変なことは何ですか」と質問をしたり、重さ七キロのベストを身に着け、妊婦の疑似体験をしたりした。貞国真弥君(13)は「抱き方は人形で練習したけれど、赤ちゃんは動くので難しかった。でも、温かくてかわいかった」と笑顔を見せていた。来月十一日には、二組の二十一人がセンターを訪れる。(川村奈菜) (2007.6.14)
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