保護し警察に通報
福山市は四月一日から、市役所本庁舎(東桜町)と支所を、危険を感じた子どもや女性が駆け込む「こども110番の家」と「緊急かけこみ所」にする。県内の自治体では珍しいという。 110番の家は本庁舎と市内の全十支所。市職員や警備員が子どもを保護し、必要に応じて警察に通報する。かけこみ所は鞆、芦田、加茂支所をのぞく支所と本庁舎で展開。内海支所は午前八時半―午後十時、その他は二十四時間対応する。痴漢被害などにあった市民に避難してもらう。各施設に看板を設置する。 さらに、本庁舎と各支所を「警察官立ち寄り所」とすると同時に、警察関係の車両が待機できる駐車場を確保。県警との連携を強める。(赤江裕紀) (2007.3.27)
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