中国新聞


おにぎりで きずな確認
福山の市民団体 親子料理教室用に考案


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ハートフルのメンバーが考案したクワイ入りおにぎり

 子どもたちの悩みや思いを聞く相談電話を開設している福山市の市民団体「子どもサポネット・ハートフル」(小林万里子代表)が、クワイ入りおにぎり「くわい丸」を考案した。福山の特産品を使って親子で握るふれあい結び。二月に親子で参加してもらう料理教室を開き、披露する。(赤江裕紀)

 おにぎりは素揚げしたクワイをおこわで包み、見た目もクワイそっくりに仕上げる。小林代表は「家庭は子どもの気持ちを受け止める一番の場所。料理を通して親子の語らいを深められれば」と教室を計画した。

 調理する品は、子どもも簡単にでき、会話を交わしやすいおにぎりに決めた。話題も提供できるよう、生産量日本一で福山を代表する農産物であるクワイに着目。「くわい丸」を考えついた。

 教室は二月三日午前十時〜午後一時に、同市花園町の中央公民館で開く。親子十五組を募集し、参加費は一人三百円。はがきに名前、住所、電話番号を書き、〒720―0067、福山市西町二ノ八ノ十五 福山YMCA内子どもサポネット・ハートフルクッキング係に申し込む。締め切りは一月十日となる。小林代表Tel090(8712)1803。

(2006.12.27)


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