中国新聞


安心育児 交流の輪
広島市女性教育センター「おやこひろば」開始


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わが子をスタッフに見てもらいながら、おしゃべりを楽しむ「おやこひろば」の参加者たち

 広島市中区大手町の市女性教育センターは十八日、幼稚園・保育園に通っていない子どもの親たちの交流の場となる「おやこひろば」をスタートした。子育て支援事業の一環で、毎月一回開く。

 約七十平方メートルの児童室で、センターが独自に養成した保育サポーターが絵本を読んだりして子どもの面倒を見る。その間、親たちは互いにおしゃべりを楽しんでリフレッシュしたり、子育てに役に立つ情報を学んだりできる。

 初日は市内から一、二歳児の親子五組が参加した。南区の和田陽子さん(33)と増島朋子さん(38)は子どもたちを四人のサポーターに預けて折り紙の作り方を教わり、「初めての子育てで不安だらけ。子どもと遊んでもらい、いい気分転換ができました」と喜んでいた。

 センターは本年度、親の息抜きやキャリアアップを応援する託児付きの講座や一時保育(週一回)を開始。「ひろば」は、こうした子育て支援事業を知ってもらうことも狙って企画した。毎月第三月曜日の午前十時から正午までで、先着十二組の親子を受け入れる。センターTel082(248)3312。(梨本嘉也)

(2006.12.19)


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