山口県振興審のきらめきプラン 山口県スポーツ振興審議会は十七日、県庁で会合を開き、「スポーツやまぐちきらめきプラン」の見直しを協議した。国のスポーツ振興基本計画を踏まえて、子どものスポーツ環境の整備、充実を新たに盛り込んだ。 会合には、委員十九人のうち、会長の丸山秀三県体育指導委員協議会長ら十三人が出席。子どものスポーツ環境の整備は、具体的には食育やスポーツレクリエーションの機会を増やし、体格向上やスポーツ習慣の定着などを図る。 さらに、安心・安全の確保として、体育館施設の耐震補強やアスベスト対策の推進も加えた。 同プランは二〇〇一年二月、十カ年計画として策定。今回、中間評価と見直しをした。二十六日の県教育委員会議に改定案を諮る。 一方、兵庫国体の総合順位が昨年と同じ四十一位だったことを受け、この日の会合では委員から「有力選手の県外流出予防策を講じる必要がある」などの意見が出た。 県は十一月十九日、一一年の山口国体に向けて県民の機運の盛り上げを図るスタートイベントを山口市の県セミナーパークで開く。(桑田勇樹) (2006.10.18)
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