中国新聞


病児・病後児施設開設
広島市安芸区


 広島市は一日、市内の保育園児を主な対象とする病児・病後児保育施設を安芸区船越南の畑川小児科に開設する。市内七カ所目。

 病気や回復期で集団保育が難しい子どもで、保護者が仕事や冠婚葬祭などの事情を理由に家庭でみられない場合に預かる。月―土曜の午前八時―午後六時に開き、定員は一日四人。待合室を改装した保育室(約四十八平方メートル)に看護師一人と保育士一、二人が常駐する。

 畑川小児科に事前登録したうえで、利用日の前日までの予約が必要。一人につき年間登録料千円と、一日の利用料二千五百円(昼食、おやつ代含む)がかかる。

 市の委託事業。五カ所だった昨年度は延べ四千九百四十三人、一日平均一六・八人が利用した。今回の開設で東区をのぞく各区に一カ所ずつそろう。東区でも委託先を募集している。(岡田浩平)

(2006.9.1)


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