お父さんお母さん お仕事頑張って 山口県は三日、県庁で働く職員の子どもを招いた「子ども参観デー」を開いた。子どもたちは保護者の仕事ぶりを近くで見学した。
小学生以下の子ども五十二人と親ら計八十二人が参加した。子どもたちは知事室を訪れ、二井関成知事に「お父さんはきちんと仕事していますか」と質問。二井知事は、県企画部長当時に休日出勤して子どもに職場を見せた体験談を披露し、「職場で頑張っているお父さん、お母さんを応援して」と呼び掛けていた。 子どもたちは保護者の職場で仕事の説明を受けるなどした。厚政課で梶山秀樹さん(35)の仕事を見た、長女の小学三年ちひろさん(8)は「家での顔と違う。きりりとしていた」と感心していた。 子ども参観デーは昨年に続いて二回目。次世代育成支援対策推進法に基づき、県が策定した特定事業主行動計画に、働く親を子どもに見てもらうメニューを盛り込んでいる。(西山文男) (2006.8.4)
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