三原市が冊子とDVD
手を目安に健康的な食事量を量る「手量り運動」の小冊子とDVDを、三原市が作成した。学校や公民館での食生活講習で活用し、生活習慣病予防など市民の健康づくりに役立てる。 小冊子はA4判十七ページ。「中学生は一回の食事で緑黄色野菜を、両手に乗る量食べて」などと年齢や性別に応じて、手のひらに乗せた形で食べ物の適量を紹介。栄養バランスの取れた食事を勧めている。 DVDは、八分間の映像で小冊子と同様の内容を説明する。小冊子は二百部作成、DVDは必要に応じて複写し、それぞれ学校や公民館に配る。 三原市は健康教室を開くなど、健康を考えた食生活の普及に力を入れている。これまでの教室参加者から「量の目安がグラム単位で分かりにくい」などの声を受け、手を目安とした量り方を取り入れた。(影戸豊) (2006.7.19)
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