母親からの子育ての悩みなどの電話相談に応じる「子ども虐待ホットライン広島」は、六月から開設日を、現在の火、土曜に木曜を加えた週三回にする。 これまではボランティア相談員が十数人で、週に二回が限度だった。しかし回数が少ないと、すぐ相談したい人がタイミングを逸してしまうので昨年四月から新たな相談員の養成講座を開始。この五月に主婦など十人が講座を修了した。 二〇〇一年の開設以来の相談は二百三十五件。自分は虐待をしているのではと悩んだり、しゅうとめや夫との関係でストレスに陥ったりしている人からの相談が目立つ。事務局長の中田憲悟弁護士は「育児が苦しかったり不安だと思うとき、匿名だから安心してかけてほしい」と話す。Tel082(246)6426。午前十時〜午後三時。 (2006.6.1)
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