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小学校高学年向けに広島県読書推進協
読書の楽しさを広める活動を続ける広島県読書推進運動協議会（連石武則会長）が、十〜十二歳の子どもに読ませたい本を集めた「Ｌｅｔ’ｓ Ｒｅａｄ！ジュニア版」を発行した。百九十四冊を紹介、県内の各図書館、小学校に配布するほか、県立図書館では無料で配っている。 黒柳徹子さん著の「窓ぎわのトットちゃん」や宮沢賢治著の「銀河鉄道の夜」など、童話や小説、詩集、写真集、ノンフィクションと幅広い分野から、息長く愛されている作品を選んだ。Ｂ５判、六十五ページで、三千部印刷した。 本離れの始まる年代の子どもに少しでも本に興味を持ってもらうことが狙い。同協議会はこれまでに、ゼロ歳から二歳児、幼稚園児、小学校低学年、中学生を対象にした、子どもに読んでほしい本のリストを発行している。同協議会Ｔｅｌ０８２（２４１）４９９５。（山本堅太郎） (2006.5.18)
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