広島市職員の半数 4月から活動
広島市子どもの安全対策推進本部(本部長・秋葉忠利市長)は二十七日、約一万二千人の職員に呼び掛けている登校時の見守り活動への参加者が、半数に当たる六千人を超す見通しをまとめた。全市を挙げた取り組みとして進めている「子どもの見守り活動十万人構想」の一環。四月から出勤時にそろいの腕章を着けて通学路に立つ。(宮崎智三) 二十七日午後五時までの中間集計では、看護師の多い病院事業局の二千四百六十人を筆頭に計五千三百六十九人が参加の意向を示している。まだ集計中の本庁の二つの局と消防局を含めれば、協力者は六千人を大きく上回る見込み。「みんなで守ろう 子どもの安全」と書かれた腕章や、マイカー通勤者向けの車に張るステッカーの配布を始めている。 市教委の古池誠治学校安全対策担当課長は「地域団体や企業に輪を広げ市全体で見守り活動を進めるため、職員が先頭に立ってほしい」と話している。 (2006.3.28)
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