三次署など家庭に配布
広島市安芸区の小一女児殺害事件を受けて、三次署や三次市教委などは、小中学生の保護者向けの防犯冊子を作った。保護者が不審者情報や防犯対策を知らないケースもあったことから、過去三年間に三次市内であった事案に即して対応を紹介している。 登下校時に児童が道を聞かれ、車に連れ込まれそうになったケースでは、車から手を伸ばしても届かないよう距離をとるなどの対策を示している。地域の「子ども一一〇番の家」を家族で調べたり、緊急時の連絡先を決めたりするなど、日ごろから家庭で取り組む対策も紹介している。 冊子はA4判で九ページ。六千部作り、今月中に、市内の小中学生の全家庭、コミュニティセンターや各支所などに配布する。(余村泰樹) (2006.1.25)
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