広島・長束小保護者ら120人点検
子どもが狙われる事件が相次ぐ中、広島市安佐南区の長束小(五百七人)は十二日、学校安全ボランティアや保護者ら約百二十人と地域安全マップ作りのため、全校児童の集団下校時に通学路を点検した。 街灯のない所、路上駐車の多い道など十一項目の点検表と地図を手に、不審者が潜む恐れがある入り組んだ道や、子どもが逃げ込める子ども一一〇番の家などを保護者らが記入した。 児童からは「ここは空き家だよ」などの声も上がった。孫がいる原弘子さん(67)は「子どもの目線からも通学路の安全を確保したい」と話していた。今回のマップはPTAや教員で作るが、新年度からは、安全教育を兼ね、児童が安全マップを作る。(三浦充博) (2006.1.13)
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