広島市教委が臨時小学校長会 対策継続に実情を把握 広島市教委は二十日、東区の市教育センターで臨時の小学校長会を開き、全百四十校の校長にあらためて登下校時の安全確保に関する調査を依頼した。十一月二十八日に実施した緊急調査に続き、長期的取り組みができているか、などを把握し、対策に生かす。 質問項目は(1)登下校時の状況(2)学校独自の取り組み(3)今後の対策のアイデア(4)安全ガードボランティアの実施状況―を問う。結果は二十六日の「市子どもの安全対策推進本部」で報告する。 前回の調査では百四十校中八十八校が毎日集団下校をし、八十校は教職員が、九十二校は地域団体が通学路を毎日巡回していることが分かった。古池誠治学校安全対策担当課長は「女児殺害事件直後だからできた対応も多く、継続が難しいなど課題も出ている。実情を把握し役立てたい」としている。(森田裕美) (2005.12.21)
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