中国新聞


メールで子育て情報
尾道市、県東部初 夢財団と提携


Kids情報送信サービスの端末を操作する尾道市の職員

 尾道市は十九日、県の外郭団体、ひろしまこども夢財団が運営する「Kids情報送信サービス」と提携し、携帯電話のメールで市内の保護者らに子育て情報を提供するサービスを始めた。県東部の市町では初めて。

 夢財団は二〇〇二年から子育て講演会やイベントを案内する情報送信サービスを始めた。それらに加え尾道市は、不審者情報、幼稚園や保育所の見学日、台風による休校、乳幼児健診日などの情報を会員に送信する。入会費・利用料は無料。

 市内の小学生以下の子どもを持つ保護者や民生・児童委員らが対象。経費を同財団が負担するモデル事業の期間は〇六年三月末までだが、「その後はサーバー使用料などを市が負担し、サービス継続を考えている」(市児童課)という。来年一月の因島市、瀬戸田町との合併後は、両市町エリアの住民も対象にする方向で検討している。

 申し込みアドレスはkids@yumezaidan.or.jp 市児童課Tel0848(25)7113。

(2005.10.20)


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