広島市教委が募集 家族の会話 増減調べる 広島市教委は、子どもたちも含めた家族全員でテレビを見ないで過ごすモデル事業を、初めて実施する。参加を希望する家族を募っている。 中学生以下の子どもがいる八十世帯が対象。九月十二〜二十五日の二週間を実施期間とし、前半の一週間はテレビやビデオ、テレビゲームを全面禁止とする。後半の七日間は一週間で計二時間までに制限する。 参加世帯には後日、家族での会話時間が増えたか否か、テレビを見ない時間を子どもたちがどう過ごしたかなどについてアンケートをし、今後の取り組みに生かす。 市教委が昨年九月に市内の児童や生徒を対象に実施した調査では、小学六年生の36%が一日四時間以上をテレビやゲームで費やし、四年前の前回調査より10ポイント増加した。 市教委青少年育成部は「規則正しい生活を身に付けるため、テレビとのかかわり方を考える機会にしてほしい」と参加を呼び掛けている。募集は二十九日締め切り。問い合わせは青少年育成部TEL082(242)2116。 (2005.7.12)
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