山口県教委 児童・生徒の活動支援 山口県教委は、子どもたちが環境保全の活動に自主的に取り組む「やまぐちエコリーダースクール」制度を導入する。国際標準化機構(ISO)の認証方法を活用。活動を審査して認証し、子どもたちのやる気を育てる。 県内すべての小、中学校と公立高校が対象。各校で児童・生徒を中心に行動宣言を定めてもらい、大学教授や教員らで構成する認証委員会に書類を提出する。 宣言は例えば、空き教室の照明のスイッチをこまめに切る▽手洗い、歯磨きの水を節約する▽校舎、校庭の緑化作業に努める―など小、中、高に応じた目標を設定する。 各校は宣言に基づいて、認証委員会の助言を受けながら一年間、活動を展開。審査を受け、エコリーダースクールの認証を受ける。 宣言、活動、認証の過程を子どもたちの達成感につなげ、総合学習の時間などを活用した環境学習との相乗効果も図る。 認証校の活動は、県教委のホームページなどで紹介する。指導課は「エコリーダースクールでの取り組みが、家庭や地域を巻き込んだ活動につながれば」としている。 (2005.4.28)
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